あかたまんが
心と了見が狭い田舎のデザイナーが、時々写真とかイラストとかと一緒にブツブツ書くところ。
私はどこの子?
春にうちの母親が入院&手術してから、お台所はずっと姉の担当です。
母が退院したあとも、がんばってやってくれてます。ありがたいことです。
今日はあかた家の月に1度の餃子の日。
うちは6人家族。餃子はメインディッシュなんで作る量はハンパない。いつも100個くらい。しかも材料を刻むだけでけっこう時間がかかる。さらに肉餃子とシーフード餃子(エビとイカと野菜)の2種類。
先月の餃子のときは、まだ母親が本調子じゃなく私一人での仕込み。
今日は母もお手伝いしてくれました。
というか下ごしらえの下ごしらえをぜーんぶやってくれてたってゆーか。。ありがたい。
母と一緒に台所に立つのはいつぶりだろうなぁ。
そして改めて母の下ごしらえを見て、うちご飯は「細工は流々、仕上げはごろうじろ」なんだなと思いました。
例えば野菜。うちの餃子には白菜、ネギ、ニラが入ります。
白菜は事前に塩をなすりつけてシナシナにしておく。こうしておくと素のままよりも断然刻みやすい。
ネギとニラは刻んだあとに塩をかけて放置。
んでこれらをぎゅーっと絞って、水分を限界まで切る。自慢の握力が試されるとき。
もちろん塩なんかふらなくても餃子はできるんだけど、焼いてる最中じゃんじゃん水分が出ちゃってぐちゃぐちゃになっちゃう。これは経験済み。
タネをこねるときも必ず素手。
母は極度の肉嫌いだけど、ハンバーグと餃子だけは素手。
以前、私がビニール袋に手を入れてこねてたのを見て「それじゃだめ!お母さんがこねる!」と言って、私からタネを奪ったことも。
エビは(例えそれが冷凍の小エビであっても)当然全部背わたをとる。「ザリザリして口当たりが悪いから」。
で、包むときは超てきとー。
「焼いてるときに皮が開かなきゃいいのよw」な感じ。
焼くときも「焦げ目がついてりゃいいのwwww」だ。
今はほとんどお勝手に立つことはないけど、料理はそこそこできると自負してる私でも、母親の下ごしらえにはかなわない。
手抜き料理の代名詞、「市販のめんつゆ」を使ったことなんか1度もない。「めんつゆなんか使ったら全部同じ味じゃんねwwww」といって、ほんだしを使う母。
「そこはかつおぶし削るとこから入れよ」と思うが、塊のかつぶしが近所で手に入らないからしょうがない。
みりんは本みりん、塩は天然塩、マヨネーズはキユーピー。
うちの台所には、母のこだわり……ではなく「当たり前」の調味料ばかりが並んでいる。
当然めんつゆは、ほんだしからスタートだ。一度市販のめんつゆを買って、そのあまりのまずさに辟易したみたい。父親も市販のやつはダメだししてる。「これなら俺が作ったほうがうまい」と。実際父親はめんつゆをほんだしから自作できるし、しかもおいしいから説得力ある。
母の名誉のために補足しておくと、昭和の時代はきちんと昆布からダシをとってたよ。ぼくちんもそれでダシのとり方覚えたし。
とまあ、熱心に母の下ごしらえ自慢を書きましたが、本当に伝えたかったのは。。。
私が母とお勝手に立ってる時、父親が新しい棚をつけに台所と玄関を行き来してたんです。特に父と会話を交わすことなく、その光景を横目で見てたんですよね。
で、その棚がつけ終わったあとで、今日はおさんどんお休みの姉がやってきて、女3人でなんだか咬み合わない会話をほのぼのとしてたんです。
再びそこへ父が登場。
「あれ?おめらったんか!だれらかと思ったて」と私に声をかけてたんです。
父は棚の取り付けの間、私をずっと姉と勘違いしてたようすw
「だれらかと思った、とか、よその人がいたみたいに言うなやwwww」
と笑い飛ばすと、即座に
「よその人みてなもんだねっか」
と言い返されました。
……そ、そりゃ毎日夜遅くに帰ってきて、家族の誰とも話さない、顔を合わせない日が多い私ですが、実の娘にそりゃないぜ、とうちゃん。
母が退院したあとも、がんばってやってくれてます。ありがたいことです。
今日はあかた家の月に1度の餃子の日。
うちは6人家族。餃子はメインディッシュなんで作る量はハンパない。いつも100個くらい。しかも材料を刻むだけでけっこう時間がかかる。さらに肉餃子とシーフード餃子(エビとイカと野菜)の2種類。
先月の餃子のときは、まだ母親が本調子じゃなく私一人での仕込み。
今日は母もお手伝いしてくれました。
というか下ごしらえの下ごしらえをぜーんぶやってくれてたってゆーか。。ありがたい。
母と一緒に台所に立つのはいつぶりだろうなぁ。
そして改めて母の下ごしらえを見て、うちご飯は「細工は流々、仕上げはごろうじろ」なんだなと思いました。
例えば野菜。うちの餃子には白菜、ネギ、ニラが入ります。
白菜は事前に塩をなすりつけてシナシナにしておく。こうしておくと素のままよりも断然刻みやすい。
ネギとニラは刻んだあとに塩をかけて放置。
んでこれらをぎゅーっと絞って、水分を限界まで切る。自慢の握力が試されるとき。
もちろん塩なんかふらなくても餃子はできるんだけど、焼いてる最中じゃんじゃん水分が出ちゃってぐちゃぐちゃになっちゃう。これは経験済み。
タネをこねるときも必ず素手。
母は極度の肉嫌いだけど、ハンバーグと餃子だけは素手。
以前、私がビニール袋に手を入れてこねてたのを見て「それじゃだめ!お母さんがこねる!」と言って、私からタネを奪ったことも。
エビは(例えそれが冷凍の小エビであっても)当然全部背わたをとる。「ザリザリして口当たりが悪いから」。
で、包むときは超てきとー。
「焼いてるときに皮が開かなきゃいいのよw」な感じ。
焼くときも「焦げ目がついてりゃいいのwwww」だ。
今はほとんどお勝手に立つことはないけど、料理はそこそこできると自負してる私でも、母親の下ごしらえにはかなわない。
手抜き料理の代名詞、「市販のめんつゆ」を使ったことなんか1度もない。「めんつゆなんか使ったら全部同じ味じゃんねwwww」といって、ほんだしを使う母。
「そこはかつおぶし削るとこから入れよ」と思うが、塊のかつぶしが近所で手に入らないからしょうがない。
みりんは本みりん、塩は天然塩、マヨネーズはキユーピー。
うちの台所には、母のこだわり……ではなく「当たり前」の調味料ばかりが並んでいる。
当然めんつゆは、ほんだしからスタートだ。一度市販のめんつゆを買って、そのあまりのまずさに辟易したみたい。父親も市販のやつはダメだししてる。「これなら俺が作ったほうがうまい」と。実際父親はめんつゆをほんだしから自作できるし、しかもおいしいから説得力ある。
母の名誉のために補足しておくと、昭和の時代はきちんと昆布からダシをとってたよ。ぼくちんもそれでダシのとり方覚えたし。
とまあ、熱心に母の下ごしらえ自慢を書きましたが、本当に伝えたかったのは。。。
私が母とお勝手に立ってる時、父親が新しい棚をつけに台所と玄関を行き来してたんです。特に父と会話を交わすことなく、その光景を横目で見てたんですよね。
で、その棚がつけ終わったあとで、今日はおさんどんお休みの姉がやってきて、女3人でなんだか咬み合わない会話をほのぼのとしてたんです。
再びそこへ父が登場。
「あれ?おめらったんか!だれらかと思ったて」と私に声をかけてたんです。
父は棚の取り付けの間、私をずっと姉と勘違いしてたようすw
「だれらかと思った、とか、よその人がいたみたいに言うなやwwww」
と笑い飛ばすと、即座に
「よその人みてなもんだねっか」
と言い返されました。
……そ、そりゃ毎日夜遅くに帰ってきて、家族の誰とも話さない、顔を合わせない日が多い私ですが、実の娘にそりゃないぜ、とうちゃん。
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プロフィール
▼なまえ
あかた
新潟で細々とデザインとかイラストとかマンガ的な仕事をしている、50歳未満女のブログ。
今の趣味は編み物とカメラとレザー。
---
PC◎Mac Pro Xeon 2×2GHz/6GBくらいのと、Mac mini 2.4GHz/8GB←new! ほどのもの。Proの方がサブマシン。てゆーかProとminiとどっちが処理早いのかわかんね感じ。
画像◎CANON EOS Kiss X2、デジハリ2、H90、7D、S95←new!、それとケータイ、iPhone3G(SIMなし)。
車◎コペン。
ケータイ◎921SH by 〓
今の趣味は編み物とカメラとレザー。
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