あかたまんが
心と了見が狭い田舎のデザイナーが、時々写真とかイラストとかと一緒にブツブツ書くところ。
しゅじゅちゅおわた
おかーちゃんのしゅじゅちゅ、終わりました。
なんで変換できねんだ? しゅじゅちゅ。
14時半からの予定が15時半にのび、それから1時間半ほどのしゅじゅちゅだったのですが、いつものようにあかた家のお笑い家族の模様を少しご紹介。
まず前日に病院から「14時までに来て下さいね」と言われたので、とーちゃんとねーちゃんに通達。
当日朝10時くらいに母から「家族の方は何時頃いらっしゃいますか?と聞かれました」とメールがきました。
しまった。。。
もしかしてしゅじゅちゅの日は朝から行くのが通例なのか?
14時までに来いって言われたからみんなそれに合わせて出かけるつもりでいたし。
しかし甥っ子らの夕飯の準備などしてからじゃないと出かけられない。まだ洗濯も未完了。
とりあえず食べるものつくっとこーと思って調理を始めたものの、醤油と酒が見当たらない。
「ここだろう」と思うとこを開けてもない。
焦ってかーちゃんに「酒としょうゆどこー?」とメール。しばし後返信がきました。
「さけはなし、しょゅはもとふろのはこなかです、」(原文ママ)
\めくるめく母親メールワールド/
※訳「酒は無し、醤油は元風呂の(物置の)箱の中です。
醤油を無事みつけて調理完了。
ひとまず私だけ一足先に病院へ。13時ちょい過ぎに病室にいくと母はすでに点滴につながれている状態。
「もしかして朝からこなきゃいけなかったろっかね?」と母に聞くと「いや、べつにそういう事でもないみたいよ。朝から来てたってすることないじゃんw」。
この人も、ホントにもう。
母のベッドの脇には「2時半~3時半頃、呼びに来ます」の札。
え、1時間もみんきゃいけねーの?!なんて思ってるとこへ父と姉が登場。やはり同じように「なんだそれ!てきとーらな!」と口にしてました。
「前のしゅじゅちゅが押したりしたら、ってことも考えての時間なんじゃないのー?」となだめてみても「ふざけんなふざけんな」と父。
あいつはフラリとどっかへ行きました。
14時過ぎて「もし看護婦さんが呼びにきたときに父の居場所がわかんねと困るかも」と思い。父捜索の旅へ。
父は談話室のソファで、本を顔にのっけて寝てました。
お前は迷惑かけにきたのか。
15時半。
いよいよストレッチャーが病室入り口につけられました。
相変わらずソファを占領してるとーちゃんを呼びにいく。
あいつ、本気寝してやがった。。。
ストレッチャーには自力で上がらなきゃいけない。それについて問題は一切ないんだけど、今まで病院内移動のときにはいてたスリッパは「おいてってください」と言われたかーちゃん。
ベッドからおりて、裸足でペタペタとストレッチャーまで移動!
スリッパはけよ!
ストレッチャーにのっけられた母と私と姉と父、それと看護婦さんとでエレベーターにのり、しゅじゅちゅしちゅのあるフロアへ。
いよいよ母はしゅじゅちゅしちゅへ。
こんなとき、なんて声かけたらいいの?ドラマとかだと母の手を握って「がんばってね(うるり)」な感じだけど、あかた家にそんな(うるり)があったことがないからよくわからない。どうしようどうしよう、と0.3秒くらい悩んだあげくしゅじゅちゅしつに入ってゆく母にかけた言葉は
「じゃーねー!」
母は扉が閉まりそうなしゅじゅちゅしつへの廊下をドナドナされながら、手をあげてピラピラ振ってました。
さて。
あとは1時間半ほどの待ち時間。
軽くお腹がすいたので売店でパンを購入。
家族待合室みたいなとこで「飲食はご遠慮ください」の文字を横目に、遠慮しながら菓子パンを2個ほどモリモリ食べました。
「終わるまでまだしばらくかかるよなぁ」の父の言葉に「パチンコいってくれば?w」と冗談ぽく言うと、父はちょっとだけハッとした顔をしたあと席を立ち、待合室を出てどこかへ行きました。
姉にも「タバコ吸ってくれば?なんかあったら電話するし」と言うと「んじゃ行ってくる」とすかさず出かけていきました。
いつでもどこでも自由奔放なあかた家族です。
しばらくして姉が戻ってき、「とうちゃんはパチンコ屋の方に歩いてった」と。やっぱり行ったか。
でも最寄りのパチンコ屋までは徒歩で30分くらいはあるぞ。大丈夫なのか?とかすかな不安。
そして的中。
まだ終わらぬだろう、と思っていた17時頃、待合室の電話が鳴り「もうじき終わりますよー」の連絡。
なにやー!
急いでとーちゃんに電話。着信したとうちゃんのBGMはもちろんパチ屋の騒音。
「もうしゅじゅちゅ終わるって」と伝えると「なにや!?もうか!なんでだ!雨降ってんねっか!帰らんね!」と。。
そう、外はすごい風と雨。
傘もなくこの中を徒歩で30分も歩くのはかなり辛い。
「(術後の先生の説明とか)全部きいといてくれや!」
そして電話は切れました。
なにしにきたんだ、とうちゃん。
「これで勝ってたらいいけど、負けてたらwww」
そういう問題か?ねーちゃん。
とりあえずしゅじゅちゅしつフロアに戻らなきゃ。
・・・
何が「もうじき終わります」だ。
呼び出されてからゆうに30分は待ってんぞ。
その間にとうちゃんもパチンコ屋からタクシーで戻ってきたぞ。
1000円負けて、さらにタクシー代で1000円だったそうだ。
「帰りにパチンコ屋でおろしてやるっけ、勝って取り戻してこいや」と言ったら「やらわやwww」って言われた。
ちょっと離れたとこで「あかたさんのご家族ですか?」という声が聞こえました。
でもそう言った看護婦さんは全く別の家族の方を向いている。
姉と私は「あれ??」と思いまして。「今確かに“あかたさん”って言ったよねえ」「うん、そう聞こえた」なんて話してるうちにしゅじゅちゅしちゅからストレッチャーが出てきました。
ちと確認しんば、と思って、ものすごくさりげなく、その集団に接近。そしてストレッチャーをチラ見。向こうの家族からしてみたら、私はガン見している他人のデブ。
違った。母じゃなかった。
姉と父のとこに戻り「違ったよー」と報告。
まさかここで家族取り違えとかあったら大変だし。うちの母がよそんちの母になったら困るし。
よそんちの人がうちの母になっても困るし。
しばらくして、よーやく「あかたさーん」と呼ばれる。
主治医からざっくり話を聞き、そのままICU内の母のとこへ。
ぐったりと横たわった母。
「かーちゃん」と声をかけると、うすらぼんやりと反応しました。
意識は戻ってるけど、麻酔か眠り薬がまだ少し残ってる感じ。
こんなとき、ドラマだとどうすんだっけ?手とか握って「がんばったね(ほろり)」とかするんだっけ?
でもあかた家には(ほろり)なんて似合わない。
そもそも本人はあんまし頑張ってないし。頑張ったのは先生だし。
なので母には「おつかれ!」と声をかけました。
んで「どうだい、調子は」などと聞くと「肩のあたりが寒い」とつぶやいやので、かかってた布団を首のあたりまでぎゅうぎゅうとひっぱってやりました。密閉状態にしてやりました。その後看護婦さんが「熱はかりますねー」とかいって布団をめくりやがったので、また布団をぎゅうぎゅうとひっぱり。
当然その体温計を外すために布団をめくらなきゃなワケで。
めくったらぎゅうぎゅうしとけや!と思いながら、3度目のぎゅうぎゅう。
私が布団にばっかり意識がいってる間に父は点滴台の足をみて「なんだこれ、塗装はげてきったねなってるwww」と余計な事を気にしてました。
翌朝にはもうベッドの上で体を起こして、顔も洗えるそう。
水分も(持参の)吸い飲みでとれるそうです。
ふと思い出す。
「吸い飲みって書いてあったけど、ストロー付き容器でもいいみたいだから、これにした!」と入院前に母が見せてくれたのは、どこからどう見ても幼児用のプーさんのストロー付き容器。
あの可愛げな容器が、緊張感走るICUでキラリと光るシーンはちょっと見てみたい気もします。
つうか普通の吸い飲み買えや。もう。
なんで変換できねんだ? しゅじゅちゅ。
14時半からの予定が15時半にのび、それから1時間半ほどのしゅじゅちゅだったのですが、いつものようにあかた家のお笑い家族の模様を少しご紹介。
まず前日に病院から「14時までに来て下さいね」と言われたので、とーちゃんとねーちゃんに通達。
当日朝10時くらいに母から「家族の方は何時頃いらっしゃいますか?と聞かれました」とメールがきました。
しまった。。。
もしかしてしゅじゅちゅの日は朝から行くのが通例なのか?
14時までに来いって言われたからみんなそれに合わせて出かけるつもりでいたし。
しかし甥っ子らの夕飯の準備などしてからじゃないと出かけられない。まだ洗濯も未完了。
とりあえず食べるものつくっとこーと思って調理を始めたものの、醤油と酒が見当たらない。
「ここだろう」と思うとこを開けてもない。
焦ってかーちゃんに「酒としょうゆどこー?」とメール。しばし後返信がきました。
「さけはなし、しょゅはもとふろのはこなかです、」(原文ママ)
\めくるめく母親メールワールド/
※訳「酒は無し、醤油は元風呂の(物置の)箱の中です。
醤油を無事みつけて調理完了。
ひとまず私だけ一足先に病院へ。13時ちょい過ぎに病室にいくと母はすでに点滴につながれている状態。
「もしかして朝からこなきゃいけなかったろっかね?」と母に聞くと「いや、べつにそういう事でもないみたいよ。朝から来てたってすることないじゃんw」。
この人も、ホントにもう。
母のベッドの脇には「2時半~3時半頃、呼びに来ます」の札。
え、1時間もみんきゃいけねーの?!なんて思ってるとこへ父と姉が登場。やはり同じように「なんだそれ!てきとーらな!」と口にしてました。
「前のしゅじゅちゅが押したりしたら、ってことも考えての時間なんじゃないのー?」となだめてみても「ふざけんなふざけんな」と父。
あいつはフラリとどっかへ行きました。
14時過ぎて「もし看護婦さんが呼びにきたときに父の居場所がわかんねと困るかも」と思い。父捜索の旅へ。
父は談話室のソファで、本を顔にのっけて寝てました。
お前は迷惑かけにきたのか。
15時半。
いよいよストレッチャーが病室入り口につけられました。
相変わらずソファを占領してるとーちゃんを呼びにいく。
あいつ、本気寝してやがった。。。
ストレッチャーには自力で上がらなきゃいけない。それについて問題は一切ないんだけど、今まで病院内移動のときにはいてたスリッパは「おいてってください」と言われたかーちゃん。
ベッドからおりて、裸足でペタペタとストレッチャーまで移動!
スリッパはけよ!
ストレッチャーにのっけられた母と私と姉と父、それと看護婦さんとでエレベーターにのり、しゅじゅちゅしちゅのあるフロアへ。
いよいよ母はしゅじゅちゅしちゅへ。
こんなとき、なんて声かけたらいいの?ドラマとかだと母の手を握って「がんばってね(うるり)」な感じだけど、あかた家にそんな(うるり)があったことがないからよくわからない。どうしようどうしよう、と0.3秒くらい悩んだあげくしゅじゅちゅしつに入ってゆく母にかけた言葉は
「じゃーねー!」
母は扉が閉まりそうなしゅじゅちゅしつへの廊下をドナドナされながら、手をあげてピラピラ振ってました。
さて。
あとは1時間半ほどの待ち時間。
軽くお腹がすいたので売店でパンを購入。
家族待合室みたいなとこで「飲食はご遠慮ください」の文字を横目に、遠慮しながら菓子パンを2個ほどモリモリ食べました。
「終わるまでまだしばらくかかるよなぁ」の父の言葉に「パチンコいってくれば?w」と冗談ぽく言うと、父はちょっとだけハッとした顔をしたあと席を立ち、待合室を出てどこかへ行きました。
姉にも「タバコ吸ってくれば?なんかあったら電話するし」と言うと「んじゃ行ってくる」とすかさず出かけていきました。
いつでもどこでも自由奔放なあかた家族です。
しばらくして姉が戻ってき、「とうちゃんはパチンコ屋の方に歩いてった」と。やっぱり行ったか。
でも最寄りのパチンコ屋までは徒歩で30分くらいはあるぞ。大丈夫なのか?とかすかな不安。
そして的中。
まだ終わらぬだろう、と思っていた17時頃、待合室の電話が鳴り「もうじき終わりますよー」の連絡。
なにやー!
急いでとーちゃんに電話。着信したとうちゃんのBGMはもちろんパチ屋の騒音。
「もうしゅじゅちゅ終わるって」と伝えると「なにや!?もうか!なんでだ!雨降ってんねっか!帰らんね!」と。。
そう、外はすごい風と雨。
傘もなくこの中を徒歩で30分も歩くのはかなり辛い。
「(術後の先生の説明とか)全部きいといてくれや!」
そして電話は切れました。
なにしにきたんだ、とうちゃん。
「これで勝ってたらいいけど、負けてたらwww」
そういう問題か?ねーちゃん。
とりあえずしゅじゅちゅしつフロアに戻らなきゃ。
・・・
何が「もうじき終わります」だ。
呼び出されてからゆうに30分は待ってんぞ。
その間にとうちゃんもパチンコ屋からタクシーで戻ってきたぞ。
1000円負けて、さらにタクシー代で1000円だったそうだ。
「帰りにパチンコ屋でおろしてやるっけ、勝って取り戻してこいや」と言ったら「やらわやwww」って言われた。
ちょっと離れたとこで「あかたさんのご家族ですか?」という声が聞こえました。
でもそう言った看護婦さんは全く別の家族の方を向いている。
姉と私は「あれ??」と思いまして。「今確かに“あかたさん”って言ったよねえ」「うん、そう聞こえた」なんて話してるうちにしゅじゅちゅしちゅからストレッチャーが出てきました。
ちと確認しんば、と思って、ものすごくさりげなく、その集団に接近。そしてストレッチャーをチラ見。向こうの家族からしてみたら、私はガン見している他人のデブ。
違った。母じゃなかった。
姉と父のとこに戻り「違ったよー」と報告。
まさかここで家族取り違えとかあったら大変だし。うちの母がよそんちの母になったら困るし。
よそんちの人がうちの母になっても困るし。
しばらくして、よーやく「あかたさーん」と呼ばれる。
主治医からざっくり話を聞き、そのままICU内の母のとこへ。
ぐったりと横たわった母。
「かーちゃん」と声をかけると、うすらぼんやりと反応しました。
意識は戻ってるけど、麻酔か眠り薬がまだ少し残ってる感じ。
こんなとき、ドラマだとどうすんだっけ?手とか握って「がんばったね(ほろり)」とかするんだっけ?
でもあかた家には(ほろり)なんて似合わない。
そもそも本人はあんまし頑張ってないし。頑張ったのは先生だし。
なので母には「おつかれ!」と声をかけました。
んで「どうだい、調子は」などと聞くと「肩のあたりが寒い」とつぶやいやので、かかってた布団を首のあたりまでぎゅうぎゅうとひっぱってやりました。密閉状態にしてやりました。その後看護婦さんが「熱はかりますねー」とかいって布団をめくりやがったので、また布団をぎゅうぎゅうとひっぱり。
当然その体温計を外すために布団をめくらなきゃなワケで。
めくったらぎゅうぎゅうしとけや!と思いながら、3度目のぎゅうぎゅう。
私が布団にばっかり意識がいってる間に父は点滴台の足をみて「なんだこれ、塗装はげてきったねなってるwww」と余計な事を気にしてました。
翌朝にはもうベッドの上で体を起こして、顔も洗えるそう。
水分も(持参の)吸い飲みでとれるそうです。
ふと思い出す。
「吸い飲みって書いてあったけど、ストロー付き容器でもいいみたいだから、これにした!」と入院前に母が見せてくれたのは、どこからどう見ても幼児用のプーさんのストロー付き容器。
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今の趣味は編み物とカメラとレザー。
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画像◎CANON EOS Kiss X2、デジハリ2、H90、7D、S95←new!、それとケータイ、iPhone3G(SIMなし)。
車◎コペン。
ケータイ◎921SH by 〓
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