桜と落語ときんしゃい亭。

先日開花宣言がされた新潟市内。
県民会館のとこの空中庭園（笑）は、結構な咲きっぷりでした。何組かお花見してるグループもいたり。
日が落ちるとまだ少し肌寒いから、外で酒を飲むにはちょと早い感じ。

落語は春風亭昇太さんと立川志の輔さん二人会。
前から2列目の最高の席。
落語なんてーのは、別に遠くから見たってその動作や声が聞ければいいんだ、と思ってましたが、やはりかぶりつきは良いです。何度か昇太さんと目が合いました。愛です。ラブです。
志の輔落語は初めて聞きました。「新・八五郎出世」でいいのかな？　殿様のとこに嫁ぎ、世継ぎを産んだ妹「鶴」の元へ、母親からの預かりものと伝言を携えて訪ねていった大工の八五郎。そこで酒を飲みながら殿様や妹、そして三太夫とのやりとり。泣かせあり、笑いはもちろんあり。

人情系は以前にも聞いているのですが、その時は不思議と泣けなかった。んが、今回はガッツリ泣けた。周囲も目頭おさえまくり。すげーいい。
志の輔さんは「私は材料をなげかけているだけ。笑っているのはお客さんの勝手。私はお金をもらっているけど、仕事をしているのはお金を払っているお客さんたち」みたいな事を最初に言ってました。そんときはワハハなんて笑ってましたが、なんつーか、あの空気を変える力ってゆーのは、プロにしかできない仕事だと実感しました。

なんてよくわからない感想つーか解説つーかそういうものを書いてもなんも分からないよねｗ

はい、すんごい面白かったです。また絶対聞きに行きたい噺家さんの一人に追加されました。

春風亭昇太さんは文句なしに最強なので、何も語らず。しかし一つだけ感動したことがあります。それは何かというと「笑点」という単語を一回も使わなかったこと。あー「笑点」のブランドに頼ってるわけじゃないんだなーと嬉しくなりました。
ますます婿にしたくなりました。

この二人会、来年も行われるそうです。必見です。

そして次は夏の春風亭昇太さんの2DAYS。
1日目は長岡、2日目は新潟。
さすがに両日は行けないので、新潟のみに行くつもり。
今日の先行予約に出しそびれたから、明日ちょっと交渉してみようと思います。コネもなんもないけども。



落語のあと、グウグウなるお腹をかかえて、きんしゃい亭へ。
久しぶりにきたー。チャーシューメン700円。画像なし。
ダイエット中の身にこの麺の量は嬉しいぜ、と思ったら「替え玉どうする？」と聞かれて「悩み中」と答えたら、光の早さで食券を買いにいかれ、厨房からテポドンの速度で替え玉が運ばれてきました。うまし。

最後、どんぶりの中で固まった脂を見て「これが今、私の体の中に……」と軽く身もだえしました。あああ。



その後原因不明の下痢。
ここ数日の便秘が解消された、と思えば辛くはないです。

運転中、もれそうになったけど。