20世紀少年の感想。

何度もいうように、なんか観て「面白い」とか「面白くない」とかは主観の問題なので、あまりアレなのですが。



「なんかね、あんま面白くないみたいだよ。かなりはしょってるみたいだし。ネット上の評価も低かったよ」

なんて事も耳にしてはいたのですが、実際にあのキャスティングを観てみたい、と思い、丁度仕事が途切れた本日、レイトショーで行ってきました。

結論。
楽しめる人の条件として
1　原作を読んだ人
2　これから原作を読むための導入として観る人
3　昭和40年代生まれの人
4　オッチョが好きな人
かな、と感じました。

気になるでしょう、4番目。
もちろん他のキャラクターを「リアル」に置き換えたときの忠実さも、かなり高いです。
ケロヨンが宮迫と知ったときには「ええええええ？？」と思いましたが、動いてるのを見たら、予想以上にケロヨンでした。
ユキジもなかなか。ヨシツネもかなり頑張ってる。少年時代のヨシツネは「よくそこまでソックリなの探してきたな！」と思うほど。メイクかもしれないが。
つうかキャスティングに関しては、もしかしたら“実写先にありき”だったのか？と思うくらいの再現性。
ラストで大人になったカンナが少しだけ出てくるけど、これも原作にかなり忠実。ちょっと10代には見えないけど。
よく聞く「キャラクターのイメージが原作と違う！」は、この映画に限ってはゼロです。言い切ります。

自分はすでに原作を読んでいるので、大体のストーリーが頭にある状態で観に行きましたので、まったく原作を知らない人が観に行って楽しめるかどうかは「？」です。


「その2」は来年1月の末に公開だそうです。
今回は20世紀の終わりまでの話だったので、次はあそこら辺までになるでしょう。


ちなみにですね。
先ほど「原作読みました」と書きましたが





「21世紀少年」の後編だけ読んでないのです、私。

だから、ラストを知らないの。
そんで今は、読まずに「その3」を観るか、それとも全巻大人買いするか、どっちにするか、すげー迷ってんの。
「その3」より前に結論が出るかどうか、すげー微妙。