うちのおじさん、最強伝説。

8月13日は赤川家恒例墓参り＆近くの宿で夕食会の日です。
千葉から親戚一家もやってまいりました。
それぞれ酒が入り、B型率も非常に高く、バカ話が盛り上がります。

本日一番面白かったのは、すでに海に沈みきった太陽を見て

「おっ！夕日がきれいだな！」

と声高に叫んだ叔父（60）です。
その瞬間、従姉妹たちが「もう夕日終わったよｗｗｗ」と突っ込んだのが印象的でした。
いや確かに空はきれいだったけども。

さて、その叔父の武勇伝。ﾃﾞﾝﾃﾞﾝﾃﾞﾃﾞﾝﾃﾞﾝ。


あるとき、仕事で旭川に行ったそうです。
しかし部下がヘマして、帰りの飛行機時間を間違ったそうで、次の飛行機まで2時間ちょっと時間ができてしまったとか。
しかもクライアントが同行してる、という最悪な状態。

さすがに酒飲むわけにもいかないし（時刻17時くらい）、さてどうしたものか、と思案し、ふと話題の旭山動物公園の存在を思い出したそうだ。

さっそく電話してみる叔父。すると……

普段は17時ごろに閉園してしまうのだが、その日に限って市民感謝デーとかなんかで19時までやってるとのこと！

うはｗｗｗと思った叔父だが、その後に動物園側から言われた言葉に肩を落した。

「ただし、入れるのは旭川市民だけです」

('A`)　←叔父

実は叔父は北海道出身者。
現地語で喋るのはお手の物。
だが「証明するものを」と求められては「今丁度持っていない」と言うしかなかった。

しかし、旭山動物園側の次の一言で、状況は一変した。

「では市民にお友達はいらっしゃいますか？」

叔父即答「います」。



ここまで聞いて「昔の同級生とかと連絡とったのかな？」と次の展開を予想した。しかし叔父がとった行動は、もうちょっと斜め上をいってた。

叔父はタクシープールに行き、とある運転手に声をかけた。

「友達になってください」

ってｗｗｗｗ



「突然そんなことを知らない人から言われて、運転手もｷｮﾄﾝとするわけよｗ　だもんでｶｸｶｸｼｶｼﾞｶと事の成り行きを説明してさ、さらに

行きも帰りもあんたのタクシー使うから

って約束したのさｗｗ　ちなみに往復1万5千円ねｗ　さすがに運転手も“そういうことなら！”って友達になってくれてさｗｗｗｗ」

と、叔父はノリノリで話してくれた。



ちなみに見学時間は短かったものの、かなり満喫できたとか。同行のクラもかなり喜んでたとのこと。もちろんタクシーの運転手もｗ
叔父いわく「あそこは動物を見るのではなく、動物から見られてる感じがする」そうだ。動物の自由度が高いんだって。


行ってみてーなぁ。

超ちいさい頃に行った事があるそうだが('A`)
せめて記憶能力がしっかり確立してからつれてってもらいたかった。。