本屋でみつけたモノ。

ワンピースの新しいのが出てたっぽいんで、ツタヤに行く。

本屋はだめだ（本屋じゃないけど）。棚のひとつひとつを回らないと気がすまないから、時間がかかる。金もかかる。


そんな中でみつけたのが、まずは




付属の紙を折って型どおりに切るだけで「紋」のようなものができるシリーズ。
うわー、超おもしろそう！　と思って手にとって店内をうろうろしてたが、他にほしいものが多くなったんで「あとでアマゾンか楽天で買おう」と思い、棚に戻した。

昔よく折り紙をテキトウに折って、ハサミでこれまたテキトウに切って、紙を広げてできた模様を見て喜んでたなぁ。なんかそれに近いような気がする。こっちはちゃんと計算された美しさだけど。



んで、もういっこは



1日10分（じゅっぷん）でえがじょうずにかけるほん（3さい～6さい対象）

へええええええええええええええええ。

開いてみた。



……これ、おいしい仕事かも('A｀)


いやお手本のイラスト、1点いくらいただいてるのかわかりませんが。。



閉じてないパスの塗り設定、久々に刷り物で見た。



いやそうじゃなくて。

うーん、こういうの作ってる人にはものすごく悪いんだけど、ここまでする必要もないような。
着眼点はすごいと思う。
何かを見ながら、それに近いように描くってのは絵の基本だし（多分）。それに毎日続けることは、上達の基本だものな。

「1日10分も絵を描くなら、この本じゃなくてもいいじゃん」と思ったのはここだけの話。

わが子の才能を引き伸ばそうと考えている親御さんが買っていくんだろうなぁ、と思ってペラペラめくってみた。

そういう人たちをはじめ、今小さい子供がいるとか、これから親になるだろう方に言いたい。

子供の（絵の）才能を伸ばしたいなら、絶対ダメ出ししちゃだめ。そして「何を描いたのか」を深く追求しちゃだめ。うまいとか、ヘタとかって評価しちゃだめ。

大事なのは「無理に描かせないこと」。

絵が好きな子は自然にいっぱい描くようになるし、描けば描くほどうまくなっていく。
どうしても描かせたいなら、親が目の前でどんどん絵を描くことかなぁ？　それに興味をもてば、すぐに真似するだろうし。



ここで（一応）プロのあたしが、絵がうまく描けるようになる方法を伝授してやろう。



・ドラえもんを、似るまで描き続ける。

ドラえもんじゃなくてもいいです。オバQでもいいです。なんでもいい。なるべく細かい形がないもの。単純なもの。でも描いてて楽しいものがいい。
最初はドラえもんを見ながら。で、ある程度形を覚えたら、見ないで描く。
見ないでそっくりに描けてきたなら、違う角度から見たドラえもんを描いてみる。横とか斜めとか。斜め下から見たドラえもんとか。

画材はなんでもいい。チラシの裏と鉛筆とか。でも消しゴムは使わない。そしてなるべく、一本線で描くこと。
慣れてくると、白い紙の上に塗り絵のような薄いラインが見えてくるようになる。


ドラえもんじゃなくても、洋服でも面白いかも。

自分の服を一着、ハンガーにかけてつるす。それを写実する。



どちらにも共通してるのが「よく見て観察すること」。何がどこに、どういうバランスであるのか。それが理解できると、何も見なくてもドラえもんとか洋服を、なにもない真っ白い紙に描くことができる。


偉そうな事を言うあたしが、どれほどのドラえもんを描けるかというと











ま、ざっとこんなもんだ。

似てないけど、それっぽく見えるもんだろ？
な？　な？