看板作り。

キャレルカフェ準備中。

今日は看板を作ってきました。
その記録です。

まず、現寸でデザインを決め、プリント＆つなぎ合わせ。



裏を6Bの鉛筆でグリグリ塗りつぶす。



これを板の上に置き、固いものでなぞる。
その前に板を軽く水拭き。



ここである程度きっちりトレースしないと、後で苦労することに。
細かいとこまでちゃんと写しとる。
全体のバランスを見て、修正するならこの段階で。

墨入れ。
トレースしたラインの中に、慎重に塗料を塗りこむ。





今回使ったのは水性塗料。アクリル絵の具的なもの。
時々棒でかくはん。

最初のうちに、めんどくさいポイントを塗ってしまう。
今回は既存フォント部分から。しかもカタカナ。バランスがとりづらいので、集中力があるうちにやってしまう。



同じく既存フォントを使った漢字部分。
漢字は楽。1本の線が短いから。



スタッフのひとりが書いた手書き文字「きゃれる」部分を塗る。





一番面倒な紋は、気合をいれてズバっと塗る。
外側の円は糸を使ったコンパスで書こうと思ったが、フリーハンドで塗った。
マスキングもなし。桔梗部分もフリーハンド。

立ててみる。



全体バランスを見て、ライン修正。
数時間かけてきちんと乾かす。


今回使ったのは



この筆1本。
他にも筆を持参したんだけど、長年使い続けてるこの筆以外、持つ気にならなかった。
ちなみに工作用筆で100円ほどのもの。超優秀。

塗料はこれ。



ニスを塗る。



塗った直後。
素の板の色もよかったが、これもまた味わいのある色に。
使ったニスは水性つやけし。


はー、疲れた('A`)
腰がいてーよ。

ちなみに板はさくらの1枚板。約40×96cm。
板だけで値段をつけると「○万円はする」と、提供者である父曰く。

久しぶりに大物のアナログ仕事をやった。


【予告】
キャレルカフェブログが始まるかもしｒ