そういや最近怖い体験してないな。

ここ数年、テレビであまり怪奇特集のようなものをやんなくなったなー。
昔は昼に必ず「あなたの知らない世界」をやって、夜は故・宜保愛子さんの番組が目白押し。心霊写真、心霊ビデオ系の紹介特番もよくやってた。織田無道とか懐かしい。

純粋な気持ちを持ってたあたしは、真剣に怖がりながらテレビにかじりついてたものだ。


怖いんだけどワクワクする。
そしてもっと霊的な怖さを求めて、ハロウィンとか「本当にあった怖い話」とかのマンガ雑誌を買った。生き人形とか超こえー。これはいまだにｼﾞﾚﾝﾏ。じゃなくてﾄﾗｳﾏ。

怖いけど話すのも好き。
いかに人が怖がる話をするか。それがネタであっても、いかに本当にあったかのように話すか、一生懸命頑張った。今だからそれは「無駄な努力だったな」と思う。




だから霊に好かれてた。




セブンティーンの頃、とある自称・霊能者に「あなた、そんな面白おかしく霊の話をするから、みんな集まってきてるよ。“この人は自分たちのことを楽しそうに話してくれる”って。居心地がいいみたい。そうだなぁ。50体くらいは後ろにいる」と言われた。

いきなりそんな事言われても現実味がないから、びびらなかった。
ただ、当時通ってた学校の事をピタリと当てられたから、彼女の言う事は信じられると思った。

今冷静に考えると、学校帰りに制服着たまま行ったから、ある程度の事はそこから推測できるじゃんな、と思うが。うかつだった。



んでまー、そんときから「怖い話禁止令」がでたわけだ。
聞くのも話すのもダメ。
怖いマンガもなるべく禁止。
じゃないと祓ってもまた戻ってくるから。

最初の数ヶ月はいい子に言いつけを守ってたけど、ほんと数ヶ月で終了。あたしから怖い話を取ったら何が残るんだ。結構なものが残るけどな。贅肉とか。


けど、この「怖い話と距離を置く」期間があったせいか、今はものすごく冷静に怖い話を楽しむ事ができてる。

まず、霊の存在ありき。信じる信じないじゃなくて、いるの。
次に確立してるのが「生きてる人間の方が怖い」。これ大事。
そして「霊が見えたら、自分の脳を疑え」。これも重要ね。

脳は結構ウソをつく。目に見えたものを正しく処理をしない時があるし、記憶の改ざんもお手の物だ。自分に都合がいいようにデータを書き換える。

脳から「脳波」という電気信号的なものが出てるのは周知の事実。ということは、なんらかの電気的な刺激に影響を受けるんじゃないか、と思う。
実際心霊現象が起きてる場所は、磁場が悪かったりする。水辺だったり。

目に見えたものが全て本当のものなわけがない。
時々疑う必要がある。

そう考えると、例え霊が見えても怖くないものなのです。


ただ、実際霊と触れ合ったりすると（;´Д｀）ｴｪｰ　と思ったりするけどな。。
な、何度かあるよ。攻撃されたこと。


あ、そうそう。


風呂でシャンプーしてるときとか「顔あげたら誰かいそう」と感じてるときは、確実にいるから。


ﾍﾍﾍ