次は、誰だ。

仕事仲間であるみぞの結婚（というか、それを前提にした同棲）。
顔はかわいいのに、なぜか彼女がずっといなかったため、ホモ疑惑が水面下でささやかれていた某氏の結婚。しかも複数の水面下。
そして編集某の古くからの男友達（44歳くらい？）の結婚。

その編集某は今日


「今年は恵まれなかった男が幸せになる年なのか」


とつぶやいた。


一体次は　m9('A`)





違うんよ。
そんなんどうでもいいんよ。お幸せに。

昨日の話。

午後、沸騰したお湯が入ったヤカンを持った編集若手czrさんが、いきなり静かな声で「いたいいたい」と。
あまりに落ち着いた声だったんで、緊急性を感じず、でもczrさんの方に目を向けると、右手にヤカンを持って、左手は足の裏をおさえケンケンしてる。
なにやってんじゃ？と思ってよーくみると、足からボタボタとなんか落ちてる。

血だった。

うわうわうわ。
czrさんは沸騰したヤカンの置き場所を探して、でも足からも血が出てるしで2秒ほど右往左往。
しかも丁度私以外のスタッフからは死角になる位置に立っていた。
なので他のスタッフは「ヤカンが熱くていたいの？ｗ」程度に思ってたらしい。
しかし足からはまだまだ血が滴り。

ようやく全員が状況を理解し、プチパニック。

czrさんは、なにか透明に近いとがったプラスチックかなにかを、はだしで踏んだらしい。
それが親指にぐっさりと刺さり、流血。
血は床のカーペットにたれ「この血痕をたどっていけば、czrさんのところに…」な状況。

時間は14:30。

ここですごいチームワークを見た。
自分はまず止血に使えるかもしれない、と思いカフェの時に使ってた手ぬぐいをひっつかみ、1枚はぬらし、1枚は乾いたままczrさんに。
HさんとTさんは、近くの外科および皮膚科を検索。そして電話をかけ、応急処置法を聞く。
Iさんは掃除機を取り出し、czrさんが「何かを踏んだ現場」を掃除。何か硬いものが吸い込まれていく音が聞こえた。
編集長は知り合いの形成外科に電話をかけ、時間外だけど診てもらえるかどうか交渉。
そんなやりとりを聞きつつ、カーペットに滴った血痕の掃除。

14:40くらいに、czrさんは編集長に連れられて病院へ。

ものすごく密度の濃い10分間だった。
このメンバーなら安心して倒れられる、と思った。倒れないけど。



で、今日。

超至急UPなイラストの仕事をこなし、さて、じゃあ帰ろうと、事務所のテーブルの上にあった洗い物を回収し、給湯室へ。
半分くらい洗ったところで手にしたガラスのコップ。
「あ、欠けてる」と触って気づいた。
気を付けて洗わなきゃ

　　　　　　　　　　な

ってスポンジ入れてひねり洗いしたとこで、ﾊﾟｷｮって。
コップが割れた。
で、当然ザックリ。
右手の小指の付け根あたり。
幸いお湯が垂れ流しだったんで、イテテと思いながら傷口を洗い、手についた洗剤も流し、傷口を指で押さえたまま事務所に戻る。

「今日はあたしだー。ははは」

と、ガラスで切ったことをczrさんに報告。
czrさんは「わあああ」と言いながら絆創膏を出してくれた。
でもいくら「水に強い」とかな絆創膏でも、ぬらしたら染みてくる。
なので洗い物の続きは左手のみで。
で、排水溝ネットに落ちたガラスの破片を回収し、割れたコップも紙袋に入れ破棄。
自分はなるべく切った手を心臓より下にしないように、なんか微妙に挙手したままでいた。

帰り道「そうだ」と気づき、ドラッグストアでキズパワーパッドを購入。駐車場で巻きつけた。これで1週間このまま放置できる。



こんな感じ。










ま、傷口自体は



こっち側なんだけどね。

傷口を生で載っけないだけ、優しい私。
傷自体は浅いんだけど（多分）、血がすげーんだ。
あとざっくりいった皮膚が、なんかメダカのしっぽみたいになってる。メダカよりでかいか。マメアジとか？


さて次は誰の番かしらね。

今夜入ってきたカメラマンMさんの怖い話は、また次の機会に。